ドライバーと飛距離

ゴルフボールをかっとばすゴルファーはかっこいいですよね。

スコア表

趣味はゴルフというのなら飛距離にも自信を持てるようになりたいですね。ドライバーでフルスイングをして見えなくなるほど遠くにボールを飛ばす、これはゴルファーなら誰でも憧れる姿でしょう。プロであろうがアマチュアであろうが、始めたばかりで月に1回打ちっぱなしに通うまだ初心者の方でも、ドライバーの飛距離を伸ばしたいと常々考えています。駅で傘を持ちスイングするサラリーマンの姿も頻繁に見かけますし、通勤途中でもゴルフのことで頭が一杯の男性が日本のあちこちで傘を握り締めて、より遠くへボールを運ぶスイングフォームを手に入れようとしています。ではどうすればゴルフで飛距離をアップさせることができるか、これは昔から多くのゴルファーが考えてきたことでしょうが、自分と道具(ゴルフクラブ)の相性が良いことが必須条件になるでしょう。最も飛距離アップさせたいのはドライバーかと思われますので、これが自分にピッタリの物を選べばそれだけで平均数ヤードは伸ばせそうです。クラブは各メーカーから何種類も発売されていますがドライバーのセールスポイント、その1本をアピールする常套句はもれなく「飛距離アップ」です。ドライバーを売りたければ「これを使えば誰でも簡単に遠くまで飛ばせるんですよ」とアピールするのがどこのメーカーにも共通して言える作戦になっています。ゴルファーがドライバーに求めるのはいつの時代も飛距離で、メーカーもそのことをわかっているので一振りでゴルフボールを遠距離まで飛翔させることの出来るドライバーを熱心に開発しているのです。でも誰が使っても最高に素晴らしい距離を飛ばせる究極のドライバーというのはなく、相性もありますし握ってみなければどれがいいのかわかりません。体格や筋肉の付きかたにも個人差はあるので、身長120センチの人と180センチの人が同じドライバーを使っても違った感想をもつでしょう。ここまで背の高さが違うのは極端すぎる例かもしれませんが同じような骨格をしている人で比べても、一方は扱いやすくて良いクラブという評価をしてもう一方は使いにくいと感じることは結構あるようです。自分に向いている、秘められた力を最大限に引き出してくれるクラブを探すのはなかなか困難で、長い間ゴルフをしている人でも数年は出会えないままなばかりか、そのまま人生の幕を閉じることもあるほどです。「これを使えば300ヤードは飛ぶよ!」と評判のドライバーを使っても290ヤードしか飛ばせない人もいるし、本当に自分のパートナーに相応しいクラブと出会うのは楽な道のりではないのです。ではそんなドライバーを探すにはどうするか、まずはゴルフ用品店にいって気に入ったものを見つけたら手にとって構えて見ましょう。なんとこれだけである程度の判別ができてしまいます。「なんかしっくりこないな」と感じたのならそれは自分に向いていないので、候補から除外して他のを探す、これだけでいいのです。アドレスの姿勢でフィットする、これならいけると感じたら相性は良いということで、ドライバー選びの候補に残してもオッケーとなります。いくらクチコミで評判が良くても全てのゴルファー向けにはなりませんので、自分にとってどうなのかを判断することが重要です。また最近では軽量化が進んでおり、長尺化してはいるのですが重量はさほどないタイプが数多く開発されています。軽いほうがスイングしやすいし疲れない、この理論はわかりますが人によってはアンダースペックで飛距離ダウンの原因にもなるのでむやみに軽量化されたドライバーを使うことはあまりお勧めできません。きちんとスイングできる中から重量のあるものを選ぶ、これが飛距離アップを狙う方のクラブの選び方になります。